日曜の朝、犬の散歩のコースでフリーマーケットが開催されます。
時々覗いて懐かしいものを探したりします。
とある日曜日、ふと気になったリールが…
しかし、ベールが返らない、ハンドルが回らない。
聞いて見ました。おじさん、これいくら?
壊れてるね、こんなの何すんの?
100円でいいよ。
フリーマーケットの価値感は目茶目茶です。
そのリールがこれ!
オリムピック#83
1952年のモデルも存在しますが、これはもう少し後のモデルだと思われます。
60歳近いのかな?
ベールやハンドルの不具合はは、糸が絡まっていただけでした。
固まっていたグリースを取り除いてあげたら
回転もスムーズになりました。
何かに似ていると思いますか?
マイナスネジ
切り替えレバーがオシャレ
インスプールでいわゆるロケットベールです。
舶来の雰囲気ぷんぷんのリールです。
ミッチェル304と2ショット
サイズこそ違いますが、似ています。
当時の日本の釣り具は舶来品のコピーが主流。
そうした幾つかのリールの混ぜ合わせだと思われます。
プラスチックの部分がほとんど無い。
傷や塗装の剥がれも少ない感じですね。
こんなの何すんの?とおじさんは問いかけました。
確かに何するんでしょうって思いますが。
こんなののレベルは超えている様な気もします。
それではまた